失業保険と扶養について
お伺いしたいのですが、
失業保険をもらうには、扶養から外れなければならないのてですか?
もらえる額は1日5400円で90日です(130万には、達しません)
いま、
初回の説明会だけ、行き、
24日が一回目の認定日なのですが
それまでに、まず、どこで、なにからしたらいいのでしょうか?
当方は、妊娠、退職後、出産し、三年の延長をし、今、失業保険をもらおうと思っています。
よろしくお願いいたします。
お伺いしたいのですが、
失業保険をもらうには、扶養から外れなければならないのてですか?
もらえる額は1日5400円で90日です(130万には、達しません)
いま、
初回の説明会だけ、行き、
24日が一回目の認定日なのですが
それまでに、まず、どこで、なにからしたらいいのでしょうか?
当方は、妊娠、退職後、出産し、三年の延長をし、今、失業保険をもらおうと思っています。
よろしくお願いいたします。
ご主人の会社健保にご相談ください。
健保によって多少違いますが
給付を受ける日(待機期間終了後)から
扶養を外れてくださいというところが多いかと思います。
その間は自分で国保・国民年金に加入してください。
健保によって多少違いますが
給付を受ける日(待機期間終了後)から
扶養を外れてくださいというところが多いかと思います。
その間は自分で国保・国民年金に加入してください。
ハローワークの職業訓練給付について教えてください。当方、37の男性です。今、一回のみ失業保険をいただいています。ただ、なかなか就職活動がうまくいかず介護の資格を職業訓練で取得しようと思っています。
教えていただきたいのが
1.もし、職業訓練を受講しているときにいい就職先があって決まった場合、その際は職業訓練を中止できるのでしょうか?また、そ
の場合就職一時金等の減額等のペナルティ等があるのでしょうか?
2.申し込みした場合、介護等はかなりの人数の申し込みがあると思うのですが実際の競争率等はいかがなものでしょうか?
3.まだ、相談にもいってないのですが、職安の相談員が職業訓練をうけたほうがいいと判断した時のみ受講できるようなのですが
その判断とはどのような指標なのでしょうか?(まじめに活動はしているのですが・・・・)
すいません、実際受講されたかた、もしくはお詳しいかたよろしくお願いいたします。
教えていただきたいのが
1.もし、職業訓練を受講しているときにいい就職先があって決まった場合、その際は職業訓練を中止できるのでしょうか?また、そ
の場合就職一時金等の減額等のペナルティ等があるのでしょうか?
2.申し込みした場合、介護等はかなりの人数の申し込みがあると思うのですが実際の競争率等はいかがなものでしょうか?
3.まだ、相談にもいってないのですが、職安の相談員が職業訓練をうけたほうがいいと判断した時のみ受講できるようなのですが
その判断とはどのような指標なのでしょうか?(まじめに活動はしているのですが・・・・)
すいません、実際受講されたかた、もしくはお詳しいかたよろしくお願いいたします。
1、訓練校の途中退校ですから就職一時金とは別です。就職一時金は失業してから3か月以内に就職すればの話です。訓練校は失業して訓練校に行く事です。3か月以上かかりますし、仕事決まったからと言って失業保険は給付されます、就職一時金も対象となります。
2、介護関係は競争率低いですよ。地域によっては訓練校開催されない時もありますよ
3、ハロワ判断ではなく自分で希望すれば申込みできますよ。相談員は認定するだけですから、関係ないですよ。
2、介護関係は競争率低いですよ。地域によっては訓練校開催されない時もありますよ
3、ハロワ判断ではなく自分で希望すれば申込みできますよ。相談員は認定するだけですから、関係ないですよ。
質問です。ハローワークの認定日までに何回かハローワークに通って就活をしないと失業保険は支給されないのですか?
失業の認定を受けるには認定日~認定日の間に2回以上の求職活動が必要です。
4週に1回はハローワークいってください。
もしくは企業説明会や求職活動支援セミナーなどに参加。
認定日にハローワークに手続きに通ったのも1回に数える場合もあるかもしれません。
基本的にハローワークの初回講習も1回に数えると思います。
あとはハローワークにあるPCで求人検索しただけでも1回に数えると思うのでお手軽(ハンコ押してもらえるはず)
補足については
報告しないとアウト、ばれると返還求められます。
バイトなら就業手当がもらえる場合がありますが、どんな仕事でも給料発生してしまう場合はきちんと報告しましょう。
詳しくは初回講習で教えてくれますので難しく考えることはないですよ。
4週に1回はハローワークいってください。
もしくは企業説明会や求職活動支援セミナーなどに参加。
認定日にハローワークに手続きに通ったのも1回に数える場合もあるかもしれません。
基本的にハローワークの初回講習も1回に数えると思います。
あとはハローワークにあるPCで求人検索しただけでも1回に数えると思うのでお手軽(ハンコ押してもらえるはず)
補足については
報告しないとアウト、ばれると返還求められます。
バイトなら就業手当がもらえる場合がありますが、どんな仕事でも給料発生してしまう場合はきちんと報告しましょう。
詳しくは初回講習で教えてくれますので難しく考えることはないですよ。
良い条件か分からず希望退職するか悩んでいます。
この不況の煽りを受け、自分の会社も人員削減されることになりました。
希望退職者を募っているのですが、以下の条件はこのご時勢だといかがでしょうか?
アドバイスお願いいたします。
現在の年収は610万
(残業代、賞与等含む年俸制で固定給51万弱*12ヶ月)
手取り44万(交通費含む)です。
現在、退職金として中退共での積み立てが勤続8年で120万くらいになると思っています。
これは定年まで勤めても、今のままの掛け金だと600万くらいにしかならないと思います。
それとは別に会社のお金で毎月401kに8000円の積み立て(現在の評価額35万程度)があります。
今回、希望退職した場合、
会社都合での退職になること(失業保険の関係で有利)
基本給28万ではなく、残業や賞与分を含んだ月々の総支給額51万の5ヶ月分
(もしくはサインをしてから6ヶ月分)を退職手当としてもらえる(中退共120万と別に250万?)
というものでした。
退職金がない会社もありますし、私自身8年前に転職した際は
前職は給与未払いのままの倒産でした。
他の会社にひけをとらない支給基準と説明を受けましたが、
この条件はいかがなものでしょうか?
36歳、ソフト開発・都内勤務です。
幼稚園児二人と乳児がおり、自分のスキルアップのための転職を考えつつも
このご時勢での不安もあるのが正直なところです。
この不況の煽りを受け、自分の会社も人員削減されることになりました。
希望退職者を募っているのですが、以下の条件はこのご時勢だといかがでしょうか?
アドバイスお願いいたします。
現在の年収は610万
(残業代、賞与等含む年俸制で固定給51万弱*12ヶ月)
手取り44万(交通費含む)です。
現在、退職金として中退共での積み立てが勤続8年で120万くらいになると思っています。
これは定年まで勤めても、今のままの掛け金だと600万くらいにしかならないと思います。
それとは別に会社のお金で毎月401kに8000円の積み立て(現在の評価額35万程度)があります。
今回、希望退職した場合、
会社都合での退職になること(失業保険の関係で有利)
基本給28万ではなく、残業や賞与分を含んだ月々の総支給額51万の5ヶ月分
(もしくはサインをしてから6ヶ月分)を退職手当としてもらえる(中退共120万と別に250万?)
というものでした。
退職金がない会社もありますし、私自身8年前に転職した際は
前職は給与未払いのままの倒産でした。
他の会社にひけをとらない支給基準と説明を受けましたが、
この条件はいかがなものでしょうか?
36歳、ソフト開発・都内勤務です。
幼稚園児二人と乳児がおり、自分のスキルアップのための転職を考えつつも
このご時勢での不安もあるのが正直なところです。
中退共120万とは別に250万?(+401K分35万も加算される?)もらえるのであれば、条件としては悪くないと思います。
またあなたの雇用保険加入期間が分からないので確実なことは言えませんが、会社都合退職であれば失業保険として最低180日はもらえるでしょう(8年前に転職したとあるので、今の会社で8年は勤務していると思っていますので)。ちなみに失業保険としてもらえる日額上限が36歳だと7,030円となっているので、「最大」1カ月あたり21万支給されますので、半年以内に再就職先が決まれば退職金370万?のうち150万以上は残るでしょう。
あとは、あなたの経験・スキル・実力次第ですね。
確かに求人数は減っていますが、経験・スキル・実力があれば転職しやすい事に変わりはありません。年収をさほど減らさず(逆に増えるかもしれませんし)、すぐに再就職先を決める自信があれば、転職された方が良い可能性は高いと思います。また今お勤めの会社で、希望退職の話しが終わると次は年収ダウンという話しが出てくるかも知れません。
ただ、不況によってこういう状況になってくると、希望退職に応じるか応じないかは一種のギャンブルでもあります(あなたの会社だけが業績悪く希望退職者を募っているわけじゃないですからね)。また、すぐに再就職先が見つかって年収が殆ど変わらなくても、職場の雰囲気・環境が合わなかったりしたら、最悪の場合はまた転職しなければいけません。とはいっても、残っても今後あなたの会社がどうなるか分かりませんし。
なので、家族とよく相談して最終決定し、あとは後悔しないよう選んだ道で精一杯頑張るしかないでしょう。
またあなたの雇用保険加入期間が分からないので確実なことは言えませんが、会社都合退職であれば失業保険として最低180日はもらえるでしょう(8年前に転職したとあるので、今の会社で8年は勤務していると思っていますので)。ちなみに失業保険としてもらえる日額上限が36歳だと7,030円となっているので、「最大」1カ月あたり21万支給されますので、半年以内に再就職先が決まれば退職金370万?のうち150万以上は残るでしょう。
あとは、あなたの経験・スキル・実力次第ですね。
確かに求人数は減っていますが、経験・スキル・実力があれば転職しやすい事に変わりはありません。年収をさほど減らさず(逆に増えるかもしれませんし)、すぐに再就職先を決める自信があれば、転職された方が良い可能性は高いと思います。また今お勤めの会社で、希望退職の話しが終わると次は年収ダウンという話しが出てくるかも知れません。
ただ、不況によってこういう状況になってくると、希望退職に応じるか応じないかは一種のギャンブルでもあります(あなたの会社だけが業績悪く希望退職者を募っているわけじゃないですからね)。また、すぐに再就職先が見つかって年収が殆ど変わらなくても、職場の雰囲気・環境が合わなかったりしたら、最悪の場合はまた転職しなければいけません。とはいっても、残っても今後あなたの会社がどうなるか分かりませんし。
なので、家族とよく相談して最終決定し、あとは後悔しないよう選んだ道で精一杯頑張るしかないでしょう。
失業保険について教えて下さい
会社の経営不振が理由で、8月10日付で解雇を言い渡されました。
会社都合の退職の場合、失業保険がすぐに給付してもらえると聞きましたが、
ハローワークで離職の手続き等をしてからどのぐらいの期間で貰えるのでしょうか?
会社都合の場合も、手続き後すぐに貰えるわけじゃなく、
説明会や求職活動の実績が必要なんでしょうか?
給付日数は90日のようなんですが、支給額の計算方法などはありますか?
保険や家賃など月々の支払いが結構あるので、払っていけるのか色々と心配になり、
前もって調べておこうと思い質問しました。
全く無知でスミマセン。
宜しくお願いします。
会社の経営不振が理由で、8月10日付で解雇を言い渡されました。
会社都合の退職の場合、失業保険がすぐに給付してもらえると聞きましたが、
ハローワークで離職の手続き等をしてからどのぐらいの期間で貰えるのでしょうか?
会社都合の場合も、手続き後すぐに貰えるわけじゃなく、
説明会や求職活動の実績が必要なんでしょうか?
給付日数は90日のようなんですが、支給額の計算方法などはありますか?
保険や家賃など月々の支払いが結構あるので、払っていけるのか色々と心配になり、
前もって調べておこうと思い質問しました。
全く無知でスミマセン。
宜しくお願いします。
ハローワークで手続きをして、一週間の待機期間があります。
その後は求職活動の実績が必要になりますが、これはハローワークで説明があります。
支給額は、離職の日の直前6ヶ月間に支払われた賃金の総額を180で割った額の60%が一日の金額になります。例えば、月給30万円で半年、その間にボーナスが2ヶ月分出たとしたら、240万円です。これを180で割れば、1万5000円。その60%なら、9000円です。これが90日、つまり3ヶ月支給されることになります。
その後は求職活動の実績が必要になりますが、これはハローワークで説明があります。
支給額は、離職の日の直前6ヶ月間に支払われた賃金の総額を180で割った額の60%が一日の金額になります。例えば、月給30万円で半年、その間にボーナスが2ヶ月分出たとしたら、240万円です。これを180で割れば、1万5000円。その60%なら、9000円です。これが90日、つまり3ヶ月支給されることになります。
職業能力開発総合大学校、職業能力開発大学校、ポリテクカレッジ、の違いを教えてください。各々どの様な目的の教育なのでしょうか?
雇用能力開発機構が運営の職業訓練校ですが、雇用保険(失業保険)の給付を受けて通う「職業訓練校」しか知りませんでした。
自身の出身が、都会で私立の中学高校の一貫校だったために、世の中にそういう類いの学校があることを最近になってしりました。
(要するに、大学名ばかりで、職業に結びつくことを想定していない進路先ばかりしかしらなかった訳です。。。)
少し情報を見てみると、学費も30万代と、普通の大学より全然安くて、一つの進路なのだなあと知りました。
ですが、色々と呼称の違う形態の大学が存在して、よくわかりません。
どなたか、わかりやすく説明してください。
職業能力開発総合大学校とは、要するに「将来職業訓練校の指導者」になりたい人だけに開かれた道(それ以外の者は訓練校の指導者になれない)と理解してよろしいのでしょうか?
高校(工業科)でそんなに現実的な進路を考えている生徒さんが地方にはいるんだと、地方の工業高校の進路先を見て思いました。
とても狭い社会で私は生きてきたわけです。。。
雇用能力開発機構が運営の職業訓練校ですが、雇用保険(失業保険)の給付を受けて通う「職業訓練校」しか知りませんでした。
自身の出身が、都会で私立の中学高校の一貫校だったために、世の中にそういう類いの学校があることを最近になってしりました。
(要するに、大学名ばかりで、職業に結びつくことを想定していない進路先ばかりしかしらなかった訳です。。。)
少し情報を見てみると、学費も30万代と、普通の大学より全然安くて、一つの進路なのだなあと知りました。
ですが、色々と呼称の違う形態の大学が存在して、よくわかりません。
どなたか、わかりやすく説明してください。
職業能力開発総合大学校とは、要するに「将来職業訓練校の指導者」になりたい人だけに開かれた道(それ以外の者は訓練校の指導者になれない)と理解してよろしいのでしょうか?
高校(工業科)でそんなに現実的な進路を考えている生徒さんが地方にはいるんだと、地方の工業高校の進路先を見て思いました。
とても狭い社会で私は生きてきたわけです。。。
まず、これらは、厳密に言いますと「大学」ではありません。学校教育法に則り設置された学校だけが「大学」と呼称します。それ以外の法律に則り設置された、文部科学省以外の省庁所管の学校は、いわゆる「省庁大学校」と言って、「大学校」と呼称します。気象大学校、防衛大学校などがその例です。
記載の学校は、教育機関ではなく、職業能力開発機関であり、この点では職業訓練校と同じです。しかし、普通の職業訓練校が主に「離職者訓練」を行っているのに対し、これらの学校は、「学卒者訓練」として高度・専門的な訓練を行っているのです。
職業能力開発総合大学校は、職業訓練指導員養成のための学校ですが、実態は、卒業生の4割くらいしか指導員にならず、他は民間企業に就職しています。この点は何年も前から指摘・問題視されていて以前は9割が民間企業就職というときもありました。
また、職業訓練指導員になるには、別にこの学校を出なくても、都道府県の行う免許試験に合格するとか、一級技能検定に合格する、博士・修士の資格を有するなど、さまざまな道があります。さらに、3ヶ月間など短期訓練の講師の場合は、この指導員免許すら必要としません。
ただ、職業訓練指導員になりたいということならば、近道であることは間違いありません。
職業能力開発大学校のことをポリテクカレッジといいます。ここは、純然たる学卒者向け高度職業訓練機関です。大学ではないため、学士の称号は付与されませんが、就職に際しては、大学卒初任給が適用され、公務員試験などにおいても大学卒業程度として受験資格が与えられます。
ここのカリキュラムの特色は、学問としてそのジャンルの知識を学ぶのではなく、職業訓練として知識と技術を身につける、ということであり、授業における実技・実習時間の比率が高く、少人数教育制で個々の学生が実際に実習機械を操作します。工学系大学でも実技・実験はありますが、先生や一部学生の機器操作を「見ている」という形態が多いことと、ここが根本的に違います。
また、学問として学んだことと、実際の仕事では明らかに違いがありますので、このミスマッチから早期離職する大学新卒者も少なくありませんが、この学校の場合はそもそも仕事を行うための訓練ですから、卒業生にこうしたミスマッチが少ないという特色があります。
職業能力開発総合大学校の卒業生が民間企業に多く就職していったのも、こうしたカリキュラムや教育訓練方針が企業にとって魅力的であったことが一つの大きな要因でしょう。
さて、職業能力開発大学校には、短期大学校というバージョンもあります。こちらは、短大卒と同程度になります。職業能力開発短期大学校の場合は、雇用能力開発機構の運営の校のほか、都道府県立の職業能力開発短期大学校もあります。名称は○○県立産業技術短期大学校などいろいろです。
学費は国公立大学にそろって低廉に設定されており、授業料免除制度や学生寮なども備えられている校が多いです。こうした点も見逃せない魅力といえるでしょう。
なお、欧米諸国では、「職業訓練大学」というものが日本よりはるかに市民権を得ていて、就職に有利な学校として評価されています。日本の文部科学省も、職業・就職に直結する「職業大学」創設の必要性があるという中教審の答申を得て、そういう方向性を検討しているという新聞報道がなされています。
記載の学校は、教育機関ではなく、職業能力開発機関であり、この点では職業訓練校と同じです。しかし、普通の職業訓練校が主に「離職者訓練」を行っているのに対し、これらの学校は、「学卒者訓練」として高度・専門的な訓練を行っているのです。
職業能力開発総合大学校は、職業訓練指導員養成のための学校ですが、実態は、卒業生の4割くらいしか指導員にならず、他は民間企業に就職しています。この点は何年も前から指摘・問題視されていて以前は9割が民間企業就職というときもありました。
また、職業訓練指導員になるには、別にこの学校を出なくても、都道府県の行う免許試験に合格するとか、一級技能検定に合格する、博士・修士の資格を有するなど、さまざまな道があります。さらに、3ヶ月間など短期訓練の講師の場合は、この指導員免許すら必要としません。
ただ、職業訓練指導員になりたいということならば、近道であることは間違いありません。
職業能力開発大学校のことをポリテクカレッジといいます。ここは、純然たる学卒者向け高度職業訓練機関です。大学ではないため、学士の称号は付与されませんが、就職に際しては、大学卒初任給が適用され、公務員試験などにおいても大学卒業程度として受験資格が与えられます。
ここのカリキュラムの特色は、学問としてそのジャンルの知識を学ぶのではなく、職業訓練として知識と技術を身につける、ということであり、授業における実技・実習時間の比率が高く、少人数教育制で個々の学生が実際に実習機械を操作します。工学系大学でも実技・実験はありますが、先生や一部学生の機器操作を「見ている」という形態が多いことと、ここが根本的に違います。
また、学問として学んだことと、実際の仕事では明らかに違いがありますので、このミスマッチから早期離職する大学新卒者も少なくありませんが、この学校の場合はそもそも仕事を行うための訓練ですから、卒業生にこうしたミスマッチが少ないという特色があります。
職業能力開発総合大学校の卒業生が民間企業に多く就職していったのも、こうしたカリキュラムや教育訓練方針が企業にとって魅力的であったことが一つの大きな要因でしょう。
さて、職業能力開発大学校には、短期大学校というバージョンもあります。こちらは、短大卒と同程度になります。職業能力開発短期大学校の場合は、雇用能力開発機構の運営の校のほか、都道府県立の職業能力開発短期大学校もあります。名称は○○県立産業技術短期大学校などいろいろです。
学費は国公立大学にそろって低廉に設定されており、授業料免除制度や学生寮なども備えられている校が多いです。こうした点も見逃せない魅力といえるでしょう。
なお、欧米諸国では、「職業訓練大学」というものが日本よりはるかに市民権を得ていて、就職に有利な学校として評価されています。日本の文部科学省も、職業・就職に直結する「職業大学」創設の必要性があるという中教審の答申を得て、そういう方向性を検討しているという新聞報道がなされています。
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